9月19日に静岡県産学交流センター(B-nest)にて第4回専門家委員会が開催されました。
本事業で最後の専門家委員会でした。専門家委員の皆様は静岡県の東・中・西部地区から
NPO理事、IT関係、中小企業診断士、支援機関、大学教授、デザイナー、経営コンサルタント
等のご職業の方に委員として事業に携わっていただき、ご協力いただきました。
前回の専門家委員会から4ヶ月ぶりの開催で、静岡県中西部で開催したツアー・フォーラム報
告、情報発信報告、事例集報告、など事業に関する報告のほかに、ツアー、フォーラム、巡回
指導などで関わっていただいた専門家の皆様の立場でこれからのコミュニティビジネスについ
て、議論していただきました。予定終了時間を越えての熱い議論になりました。コミュニティビ
ジネスは事業者の方もコミュニティビジネスだと思って始めている人は少なく事業継続をして
いる上で、コミュニティビジネスだと、気づくケースが多いです。また、地方自治体によっても
コミュニティビジネスに対する基準(収入や、雇用など)が様々です。静岡県では基準となる
のコミュニティビジネスの定義づけはなされていません。
定義づけは必要なのか?との議論に、ルールを作ってしまうと型にはめてしまう、地域で
地域課題はさまざまであるし、今、成功したコミュニティビジネスの例を積み上げて、形を
作ったらいいと結論がなされました。コミュニティビジネスの利点をもっと知ってもらい、魅
力ある仕事であることを成功した事業者様から学んでもらい、事業者を輩出しやすい環境
づくりや取組みを設ける必要があると感じました。